日本ファンクショナルダイエット協会
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JFDA第3回年次総会レポート PART2

アドバイザーのみなさんの活動報告もありました。

2016年12月18日(日)に東京・紀尾井町の「ノマド グリル ラウンジ」で開かれたJFDA第3回年次総会。健康牛パネルディスカッションのあと、アドバイザーの方々の日頃の活動報告例がありました。



ケトジェニックダイエットで戦ってます!

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シニア合格おめでとうございます。廣川暁子さん。



まず、シニアアドバイザー認定式がありました。ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.43の廣川暁子さんがめでたくもシニアの試験に合格されたのです。アドバイザー時代から赤ちゃんの離乳食でケトジェニックダイエットを試みている廣川さんの活動に、JFDA理事長の白澤卓二先生も注目しています。その廣川さん、22年ぶりに乳がんを再発したお母さまが「抗がん剤はやりたくない」ということで、「ここはケトジェニックダイエットだ、と親娘で戦っています」と力強くも衝撃の近況報告をされました。

ケトジェニックダイエットのジュニアアドバイザーとシニアアドバイザー、それぞれ2名のかたの「ケトジェニックダイエットと私の取り組み」と題したプレゼンテーションはこのあとでした。それぞれ6分という短い持ち時間でしたが、4人の方の充実した取り組みが印象的でした。

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静岡市の歯科医で酒豪の廣瀬尋範さん。



「ケトジェニックダイエットと私の取り組み」のトップバッターは、ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.74の廣瀬尋範(ひろせ・ひろのり)さんです。

2015年にジュニアアドバイザーを取得した廣瀬さんはお酒が大好きで、学生時代はビール1ケース空けた後、日本酒を1升瓶で呑んでいたという酒豪です。さすがに呑みすぎで肝臓に負担がかかっていたようですが、ケト検を受講してケトジェニックダイエットを実践し、健康体になったそうです。なんとお酒はやめていません。それでも100kg近くあった体重は現在80kgを切っている。炭水化物が好きなので、軽いケトジェニック状態を維持しながら、うなぎもお寿司も普通に食べているそうです。 「私、静岡で歯医者をやってまして、食事療法で糖尿病の患者さんを改善したい。ピンピンコロリの人生を送れるように!」と明るくお話をシメました。



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エステサロン経営の管理栄養士、島野眞澄さん。



続いて登場されたケトジェニックダイエットアドバイザーNo.32、神奈川県伊勢崎市でエステティックサロンを経営されている島野眞澄さんは、管理栄養士さんでもあります。

2011年の春に更年期で体の不調をきたした島野さんは、オーソモレキュラー療法から糖質制限を実践しました。筋肉をつくりたいと思って加圧トレーニングも取り入れ、すぐに体重が5kg落ちて体調もよくなったそうです。ところが、体重も体脂肪もすぐに下げ止まり、悩んでいた時にケトジェニックダイエットに出会いました。そして、白澤先生の講義を受けて、自分の糖質制限の食事法では、長年の糖質依存生活のためにケトン体が十分出ていないことに気づいたのです。 「管理栄養士でありながら栄養素の重要性を認識していなかった」と反省し、この経験をエステサロンで生かしているそうです。ケトジェニックダイエットの指導では「大先輩の麻生れいみ先生の本」を活用されているそうです。

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眼科とカイロプラクティックで福岡に貢献中の西田紀美子さん。



ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.82でシニアアドバイザーの西田紀美子さんは福岡県福岡市から参加されました。「にしだ眼科」と「にしだカイロプラクティック」という、一見別々の入り口のふたつの医院をファミリーで営んでおられます。

単なる眼科だけではなくて、点滴療法や高気圧酸素ボックスも導入。高濃度のビタミンC点滴療法ががん治療とアンチエイジングに効果を発揮するというお話をされました。糖質制限の食事がどういうものか知るためにも、食に対する意識を高めるためにも、スタッフみんなで糖質制限食を楽しく食べながら学んでいるそうです。 家族そろって、「地域に貢献していきたい」と決意を語られました。

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歯科治療に食事療法を取り入れている塚原妹美さん。



最後はケトジェニックダイエットアドバイザーNo.29で、シニアアドバイザーの塚原妹美(つかはら・まいみ)さんです。歯科医の塚原先生は、患者さんに3日間連続の食事記録を書いてもらうことで患者さんの性格を見るという取り組みをされています。

たとえば、59歳男性で歯肉が腫れている患者さんがいました。高血圧で尿酸値が高い。慢性疾患がある。この患者さんに糖質制限の食事をとってもらったところ、歯肉の赤みがとれて出血もなくなり、中性脂肪や尿酸値も改善され、肝機能も戻って体重も16kg減り、血圧も正常になったそうです。

21歳フリーターの患者さんは虫歯の治療のために来院されたのですが、口の周りにはニキビができていて、舌も浮腫ができて、むくんでいました。明らかにタンパク質、ミネラルが足りないということで、食事指導で改善できたそうです。

眼科や歯科にも食事指導は有効であることが、短いプレゼンテーションのなかで明らかにされました。

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白澤理事長の2016重大ニュース!

最後にJFDA理事長の白澤卓二先生の締めくくりの言葉をご紹介しておきます。

「2016年にケト検に起きた重大ニュースを発表させていただきます。

まず、ケト検が市民権を得たということで、今年(2016年)ケトン体に関する本がいくつもベストセラーになって、確実に日本国民にケトン体という意識があがってきた。非常にエポックメイキングな年だったということです。

2番目は9月に『糖質制限サミット』というイベントを開きまして、これは糖質制限のいろんなグループがあるんですが、その代表格である江部(康二)先生をお呼びしてディスカッションしました。江部先生と同じ土俵でいろいろ情報交換ができたのは画期的だったとおもいます。

3番目は、東京でしかやっていなかったケト検の講義を地方からの要請でなんとか全国に広げていきたいと考えていたのですが、大阪で南雲先生に場所をお借りして出張ケト検を開催し、大成功を収めたということです。

夏には、北海道函館の北里八雲牛のツアーを敢行しました。これも評判がよかったので、来年もぜひツアーを企画したいと思っています。

ケトジェニックダイエットというのは、1921年にアメリカでてんかんに対する治療食として登場している。それからいろいろな研究が進んでまいりまして、運動すると認知機能がよくなることはわかっていたのですが、運動すると肝臓でケトン体がつくられて、そのケトン体が脳内にBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質をより多く生み出す引き金になっているというメカニズムがわかってきた。いままで解けなかったことが、今年は解けた。ということでケトン体の全体像がだんだん解明されてきた」



発表!2017年の抱負

「そして来年に向けて、いくつか展望を考えています。

ひとつは、シニアのかたが27名になりましたので、この27名のかたが活躍できる場所をつくろうと考えています。セミナーをしたりディスカッションするようなアカデミックな場を設けたい。

それから、地方に講演に行くと共にケト検ツアーを企画したい。

海外からのオファーも出てきました。私も年明けに斎藤(糧三)先生と一緒に香港に行って、英語バージョンで海外進出できるかどうか、探ってまいります。

先ほど斎藤先生がお肉屋を始めるという発言がありましたが、私も『ドクター白澤ファーム』の案内を出させていただきました。オメガ3たまごというのをつくりました。ぶどうとメロン、玄米もつくっています。それ以外にスイーツ、糖質制限といってもスイーツはゼロにはできないので、安全に食べられるスイーツを開発していきたいと考えています。食のビジネスにも、協会そのものが参画するか、方法は未定ですが、広げようとしています。

われわれがここでやっていることは数年後には世の中のファッションになっている可能性もある。われわれがリーダーである、という自覚をもって、ちゃんとした方向で発展させていくことが重要だと思います。

みなさんいい年だったと思いますけれども、来年もみなさま、いい年でありますように」

「白澤船長がひっぱっていくケトジェニック号が2017年も輝かしい航海を続けていけるように、われわれ乗組員も研鑽を積んでいきたいと思います」という総合司会の南美希子さんのことばで、ラップで始まった第3回年次総会は幕を閉じたのでした。

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