日本ファンクショナルダイエット協会
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乳がんを“ナグモ流ケトジェニックダイエット”で3分の1に

南雲吉則先生の「命の食事プロジェクト」始動!

テレビでもおなじみ、奇跡の還暦、「なぐちゃん」こと南雲吉則先生が、30年間で3倍に増えた乳がんの死亡者数を減らす食事療法に取り組む活動を始めることを明らかにしました。日本ファンクショナルダイエット協会は、この活動を全面的にサポートします。

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手術一辺倒から、がんの予防に

「僕はこれまで乳がん専門医として年間600人近くの乳がんのかたたちの治療に当たって来ました。でも、どんなにがんのかたたちの数が増えても、食事療法を指導することは行ってきませんでした。手術、手術で、ひとりでも多くの乳がん患者を治療したい。僕も含めてですけれど、患者(の手術数)が増えることをすごく喜んだわけです。

ところが、私の友人でイイジマ農園の飯嶋聡さんという生産者のかたが、彼は去年大腸がんを体験して根治したか、に見えたんですけれども、今年になって肺に転移していたことがわかった。そのとき僕は、なぜ友人として彼にがんの食事療法の指導をしてこなかったのか、非常に後悔しました。

そして、僕も今年で還暦ですから、これまで手術手術の一辺倒から、がんの予防にむしろ力を入れていきたい、と考え直したのです。これが僕が『命の食事プロジェクト』を始めたきっかけです」

8月30日(日曜日)、東京千代田区三番町にあるナグモクリニック東京院で、南雲吉則先生が熱くこう語りました。還暦とはとても信じられない、青年のような若々しさで。日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA)の強力なサポーターであり同志的存在の南雲先生が始めた新たな活動、その名も「命の食事プロジェクト」とは具体的にどんなプロジェクトなのでしょう。南雲先生自身に語っていただきました。


100年前、肺がんはほとんどなかった

「がんになった方たちの命を救うために、抗がん剤や放射線治療の進歩よりも大切なことがあります。それは食事です。ちょうどそこがケト検(ケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座=日本ファンクショナルダイエット協会)が目指しているところと重なる部分です。

いまから100年前、アメリカには肺がんはほとんどありませんでした。喫煙率がどんどん上がってくるにしがって、25年ぐらい遅れて、肺がんの死亡率がどんどん上がっていったんです。ようやく1970年代から禁煙運動が始まり、それから25年たって肺がんの死亡率が下がり始め、あと50年経てば、いまの10分の1になるといわれています。

結局、早期診断早期治療、外科手術、抗がん剤、そして放射線療法と、医学がこんなに進歩したのに、肺がんになったかたたちの命を救うことはできなかった。原因であるタバコの禁煙運動が功を奏したということです。

その一方で、たとえば乳がん、大腸がんがものすごい勢いで増えてきた。原因はなにかといえば、いまやだれもが知っている。食生活です。食生活が重大な発がん因子であるということがわかっていて、にもかかわらず、がんのかたがたに対する食事指導は、僕も含めてほとんど行われていませんでした。

この30年間に乳がんの死亡率は3倍になりました。あと30年たったら、当初の10倍近いかたたちが乳がんになって、命を落としていくことになる。であるんだったら、いまこそ食事を見直して、次の30年の間にがんになるかたたちを3分の1に減らそうじゃありませんか。がん患者さんたちの命を救う食事と生活、これを略して『命の食事プロジェクト』と称しております。

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生産者、料理人、それを伝えるマスコミのかたがた、こういう人たちに集まってもらって、真剣に患者さんたちの命を救うための食事について力を合わせていこうと考えています。数年のうちにこのプロジェクトを開始させて、具体的には地方の都市を健康リゾートとして、そこに多くのがん患者さんや家族のかたたちに集まっていただいて、食事、運動、社会奉仕によって死亡率を下げるための講習会を開く。これは町おこしにもなります。

また、大手のレストラン・チェーンで多くのかたたちが安心して食べられるメニューを考案中です。これまでの料理はおいしいばかりで必ずしも健康にいいとは限りませんでした。これからは健康を前面に出した食事を出していきたい。

さらには大手の宅配業者が週3回、がん患者のかたたちが安心して調理できる食材を届けてくれる。または、そういう食材を毎日、スーパーや通販を通じて、がん患者さんの手元に届ける。というのが僕たちの『命の食事プロジェクト』の活動です。

食事のなかで、がんの原因は3つあります。ひとつは精製した糖質、そして悪い脂、そしてもうひとつは化学調味料などの添加物です。これら3つは僕らの食生活のなかに入り込んでいます。解決するには3つの方法しかありません。

ひとつは完全栄養、皮ごといただく、ポリフェノールごといただく食事法です。2番目はオメガ3の脂、3番目は低糖質、すなわちケトジェニックな食事です。これががんの3つの解決法です」

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大腸がんステージ4の農民モデル〜飯嶋聡さんの例

末期がんでも元気でいられる食事療法がある!

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8月30日の会合には、南雲先生の友人の飯嶋 聡さんも三浦半島からかけつけていました。名刺に、「大腸がんステージ4の農民モデル」とあります。でも、とてもステージ4のがん患者には見えません。日に焼けた顔は、健康そのものに見えます。

飯嶋さんは2014年11月にテレビ東京の番組のロケで、南雲先生と知り合いました。南雲先生と同じ学年ということで意気投合しました。飯島さんはもともと南雲先生の驚異的な若々しさにひかれ、本を何冊も買って友だちに配るくらいのファンでもあったのです。その飯島さんはその年3月に大腸がんの手術をして、抗がん剤の治療を終えたところでした。南雲先生に「遊びに来なよ」と誘われて、友人関係が築かれていったのです。

飯嶋さんは「大腸がんのステージ3のC」で、末期の手前でした。「ちょっと高いお金を出して免疫療法」も受けたので、もうオッケーだと思って術後1年検診に意気揚々と行ってみたら、地元の横須賀の主治医の先生は、「残念ですけど……肺に転移していました」と顔を曇らせたそうです。「ステージいくつですか」と聞いたら、
「ステージ4、末期がんになったんですよ。平均で1年半以上は生きられますよ」といわれました。余命宣告だと飯嶋さんは思いました。

南雲先生に会って、その話をしたら、南雲先生の目が泳ぎました。「あ、けっこう深刻なんだな」とわかったそうです。友だちづきあいをしていたので、南雲先生から食事療法についても聞いていました。低糖質、高タンパク、高ポリフェノール、よい油(オメガ3脂肪酸、中鎖脂肪酸)の食事ががんにもいい、という言葉を思い出した飯嶋さんは、南雲先生には内緒で、抗がん剤治療をやりながら、試してみることにしました。

「末期がんで1週間にいっぺんずつ検査があって、腫瘍マーカーの数値がどんどんよくなっていった。抗がん剤が効いている、と地元の先生はいってました。南雲先生も立場上、抗がん剤をやめたほうがいい、とはいわなかった」

飯嶋さんも1日1食で、肉、魚、野菜中心の献立に切り替えました。そして、南雲先生推奨のゴボウ茶、チアシード、アサイーなどのスーパーフードを積極的にとるようにしました。主治医の先生の診断のように、抗がん剤が効いたのかもしれません。ただし、それは南雲先生の食事療法との併用によってだったのです。飯嶋さんはしみじみこう語ります。

「私もそうなんですが、末期がんと宣告されたかたは全国に何万人もおられると思うんですね。めげちゃっている人もたくさんいると思う。でも、有名で、発言力も発信力もある南雲先生みたいな人が、全国の末期がんの患者さんに希望を与えられるプロジェクトを始められるというので、私もがん患者の代表みたいな感じで、ステージ4と宣告されても絶望じゃない、元気でいられる食事療法もあるんだ、ということを発信できれば……ということで参加させてもらっています」

飯嶋さんはさらにこう続けます。

「先進医療の免疫医療は保険がきかないんで、半年で200万から250万円ぐらいかかるんです。それで、もう絶対大丈夫だと思ったんですが、それをやっている間は効くんですけど、自分の体のなかで直す免疫力が弱まってしまうから、やめるとがんが再発してしまう。食事療法は、それに較べたら安いわけです。いい脂とか、いい食材とか、健康食品を食べながら自分の免疫力を上げていけばいい。コスパがいいんです。これを全国に広めていけば、ホントに素晴らしいことになるんじゃないかと思って参加させてもらっています」

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日本ファンクショナルダイエット協会も全面的にサポートします!

ケト検の栄養学的アプローチは乳がんにもつかえる。


南雲先生の「命の食事プロジェクト」について、白澤卓二JFDA理事長はこんなコメントを寄せています。

「人生の後半戦をこれに投入するんだ、と南雲先生の本腰が入っているので、私も応援したいと思います。じつは南雲先生は、ケト検の講義を一番マジメに聴いていました。そして、1日1食をはじめとする彼のオリジナルの食事法がケトジェニックとほぼ同じ意味合いをもっていた、と確信をもたれたんだと思います。ですから、南雲先生の栄養学的な基盤はわれわれJFDAと、ほぼ一致している。

われわれが目指している予防医学は、そもそも乳がんにならないためにはどういう食事をしたらいいかにフォーカスを当てています。一方、南雲先生は外科医で、ナグモクリニックは手術療法と化学療法を組み合わせてきた。ケト検の講義で、自分の医療には予防医学という観点がごっそり欠けていた、ということにも気づかれた。特に乳がんの患者さんは再発療法を続けなければならない。それと日常生活を共存させるのはたいへんです。そのことを解決しなければならない、と思っていたところに、われわれの栄養学的なアプローチがつかえるということで『命の食事プロジェクト』が出てきたのでしょう。

(日本ファンクショナルダイエット)協会としても、学術的にバックアップすることによって、がんを抱えた患者さんの再発を防止し、生活の質を向上していく、ということに役立てる。彼を全面的にサポートしていこうと思っています」

ケトジェニックダイエットは、単なる美容のための痩身法ではない。がんの根本予防という革新的な領域に、また一歩近づいたのです。

南雲吉則先生の「命の食事プロジェクト」に注目です!

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